新型インフルエンザを上回る脅威

2009.03.21

仕事術

新型インフルエンザを上回る脅威

荒川 大
株式会社ENNA 代表取締役

リスクマネジメント体制構築の話しをしていると、色々な方が、いろいろなリスクを想定するのだなぁということを書いてみたくなりまして・・・

①ある官庁に勤める方とのパンデミック対策の話し。

民間企業には「ストライキ」という労働者の権利が保証されているけれども、パンデミック対策の時に「ストライキ」を規制できる法律は少ない。
一気に新型インフルエンザが拡大した場合、労働環境への対策が不十分で労働安全衛生の改善を求めて、労働組合が「ストライキ」に踏み切るとなると、そちらが優先されてしまう恐れがある。(交通機関など)

②外科医と看護師のパンデミック対策の話し。

結局はインフルエンザでしょ…。
抗体が無く感染力が強いから致死率が高まるとは言うけど、医療に関わる我々からすれば、エイズやC型肝炎に感染している方の治療や検査で使った針が誤って自分に刺さることの方が何倍も恐いよ。とのことで…。
治せるか治せないかが重要なポイントのようです。ある意味心強い。

③中堅企業の総務責任者とパンデミック対策の話し。

先日、社員のお父様が亡くなられたのですが、都内の斎場が恒常的に満杯なので「お通夜」が3日後になったんです。次の日が葬儀で。でもパンデミックが発生して体力の弱った方が次々に亡くなられたら、火葬が間に合わないかもしれない。
日本では火葬にすることが法律で義務付けられているけど、どうするつもりなのかが気になるところ。

④不動産オーナーとパンデミック対策の話し。

ワンルームマンションを持っているけれども、独居死が最大のリスク。独り暮らしで隣の住民も知らない時代に、そんな病気が発生したら、病気が原因でなくとも動けなくて衰弱して亡くなることもあるかもしれない。独居死で発見が遅れると、その部屋は1年から2年は使えないから賃料の収入が減るどころか、物件を手放すことになりかねない…。

⑤元政治家の方とパンデミック対策の話し。

パンデミックよりも発生率の高いリスクは「雇用不安による治安悪化や暴動」だろう。
雇用不安を解消するには、経済を立て直すことが必要だけれども、そのためには新規事業や新規ビジネスに対する取り組みが必要。しかし選挙対策のために現状維持を目指す自民党と公明党政権下では難しい。
IT技術のように長期間全ての人たちに恩恵をもたらす新技術とビジネスやサービスを生み出すことに資本を投下していかないと景気も雇用も回復が難しいと思うよ…。

おまけ)
ニュースを見ていたら、高速道路の値下げの話しが出ていました。結果増えるものは「追突事故」になるのでしょう。旅行でも帰省でもそうですが、行きが分散しても、帰りは集中するものですから、中央道と首都高の切り替わる辺りでの軽微な追突事故が増えると考えられます。
もっと大きな変化で言えば、民主党は高速道路の無料化を掲げていますから、政権が交代すればETCそのものが無駄になるかもしれません…。

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荒川 大

荒川 大

株式会社ENNA 代表取締役

企業実務(総務・人事・法務・社内システム等)におけるコンプライアンス対応について、企業実務者の観点からの業務改善、内部統制対応等の支援を行なっております。

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