もはや違和感のあるテレビCM

2008.05.01

経営・マネジメント

もはや違和感のあるテレビCM

坂口 健治
クイックウィンズ株式会社 代表取締役

仕事中の時間の過ごし方を、大別(細かい事を気にせず)してみると2つになる。 人と接しているか、パソコンで仕事をしているかのどちらかだ。 人と接する場合は、社員との打合せや雑談、クライアントや取引先との商談、INSIGHT NOW!関係での打合せなどであり、最近この時間の割合が多くなってきた。

一方、パソコンを使っている場合は、メールを書いたり、クライアント向けの成果物の作成をしたり、諸々計画練ったりと何らかドキュメントを作っているのだが、その際インターネットを使って調べものをすることも多い。

ネットは広告で溢れているいるものの、興味を引かないものは無視すれば問題ない。気になった広告があれば、広告だと分かっていても意識的にクリックして見てみたりもする。広告とはいえ、自分の興味にフィットする情報であれば便利なものだとさえ感じる。ネット広告の場合、自分にとって不必要な広告のために時間が取られることは無い。

パソコンで仕事をする時間が取りづらくなっている(つまり人と会う時間が多い)状況なのでなおさら強く感じる。もちろん、雑談や休憩の時間は必要だし、ランチもゆっくり食べたいし、喫煙もやめられない。ただ、興味の無い広告を見る時間は一秒でももったいないと感じる。

こんな調子で日中は仕事しているのだが、平日帰宅後や休日にテレビを見ているとCMに時間が取られる。

当たり前だと思って諦めていたこの30秒や60秒のCMの時間が最近かなり気になる。ネット環境にどっぷり日中浸っているせいなのか、プル型で情報をインプットする習慣がついてきたことによるのかもしれないが、とにかく気になる。違和感があるのだ。

家に帰ってからぐらいゆっくりすれば良いのかもれないのだが、習慣になってきているので上手く切り替えがきかない。仕事中、寸暇を惜しんでとは言わないまでもそれなりに時間のやりくりを工夫しているのに、このCMはどうして60秒という時間を平気で邪魔するのだと感じてしまう。一度こう感じるとテレビCMの仕組みそのものが気に入らなくなる。

もちろん番組自体がスポンサーのコストで製作されているのだから、CMは仕方の無い話ではある。しかし、民放テレビ開局から今年55年になるという現在も昔とほとんど同じスタイル(もちろんビジュアルは洗練されているが)でCMを流し続け、視聴者は何故それを見続けなければいけないのかと感じる。

だったら、「見なければいいじゃん」という話だが、実際そうだ。

このまま違和感を感じ続ければ、NHKか衛星放送しか見なくなると思う。または、見たい時間にテレビの前に居ないから録画するのではなく、CMスキップするために録画すればよいのかもしれない。(そこまでして見たい番組は少ないが)

ネットの浸透により、「広告」のバリエーションや「時間」に対する認知が深まれば、私のように感じる人が増えるのではないか。

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坂口 健治

クイックウィンズ株式会社 代表取締役

所属企業のカンバン、規模によらず個人が持つ付加価値やパーソナリティでビジネスプロフェッショナルがもっと輝きもっと活躍できる社会への貢献をVisionにQuickWinsを創業。INSIGHT NOW! ファウンダー、運営事務局メンバー

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