深刻さを加速させない

画像: Forest and Kim Starr

2016.02.09

仕事術

深刻さを加速させない

泉本 行志
株式会社アウトブレイン 代表取締役

『深刻な状況で、深刻にやると、超深刻になる・・』 プロジェクトを進めていく上で、 いつも順風満帆ということはありえません。 往々にして、想定外の問題が発生します。

・抵抗勢力が出現。
・計画に無理があったことに今頃気付いた。
・メンバーのスキルが低い
・リソースを急に削られた。

などなど。
時にはこういった問題が複数同時に発生して
ダブルパンチってことだってあります。

そういった中でも
「これは、マジでやばい・・」

というかなり深刻な問題に出くわすことがあります。

そんなときは、なんとかしようとあがいても、
全く前に進まず、どんどん精神的にも追い込まれていくものです。

そんな場合は、たとえ先が見えなくても、
まず今取れるアクションがあれば、それを淡々と進めることです。
その上で、もしどう考えても、これ以上取れるアクションがない。
そんな深刻な状態なとき、一番いいのは、深刻にならないこと。

深刻な状態を解決するためには、
深刻にならないことって、
そんなのただの問題の裏返しで、
それができたら、苦労しないわ!
と言われそうですが・・

心理的に追い込まれると、
事態をさらに深刻にしてしまうような
余計なアクションを取ってしまいがちです。
人は精神的に緊張した状態においては、
思考の伸びしろが狭まり、短絡的(反応的)な
思考をしてしまいます。

自力では、その状態を解決する、解消することに
効果がありそうな打ち手がもうないと判断した場合は、

「あとは、成り行きに任せる。その場に委ねる」
という「対策」を発動すべきです。

精神論的に聞こえてしまいかもしれないですが、
あくまでも「技術」として、「動かない」というアクションを
選択するということです。

そうすることで、深刻な状態に思考がハマってしまわないように、
思考を緩めておく。 その一方で、状況を好転させる
何かしらのきっかけが起こることにアンテナを立ておく。
何かあったとき即対応できるように休息をしておく。

これは、諦めてしまうのではなく、「保留しておく」という
感覚に近い。

そうしておくことで、
・短絡的な余計なアクションをとってしまことを防ぐ
・状況を好転させるきっかけとなる情報をキャッチできる思考の余裕を保つ
・プロジェクト内の雰囲気を悪くさせない。

深刻な状況に直面したら、
必死になりすぎない。
勇気をもって、「保留状態」を保つ。
深刻にならないことが、最善の策。

心の緊張を緩めましょう。

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