プロが教える!明日からウサギと暮らすため講座 「うさぎの眼、はな、くち、耳ってどうなってるの?」

2016.08.29

ライフ・ソーシャル

プロが教える!明日からウサギと暮らすため講座 「うさぎの眼、はな、くち、耳ってどうなってるの?」

武田 真優子
つむぎペットケア 老犬介護スペシャリスト/もふもふ認定動物看護師

このシリーズは、ウサギと暮らすことがはじめての「ボク」が、ウサギのプロであるウサギカフェ店長「武田さん」に、ウサギについて教わってゆきます。この講座シリーズを読めば、「ウサギってよくわからない…」から、「ウサギのことならわたしに聞いて!」となることを保証します。学生のときの「生物」の時間を思い出すかも、しれませんね。

■ある日、あるウサギカフェでの話

ボク 「うさぎって、イヌやネコと全然違う顔つきしていますよね。」

武田さん 「そうね。彼らは野生だと食べられてしまう動物だから、逃げるために特化している身体をしているの」


■わたしたちが「ウサギ」とよぶペットのこと


わたしたちが一緒に暮らしているペットのウサギは、アナウサギ。ノウサギというウサギも聞いたことがあると思うけれど、これは、全然違うウサギ。遺伝的にもかなり離れているのよ。その証拠に、アナウサギとノウサギの間には子どもができない。イヌは大きさが違っても、子どもができるのにね。それくらい離れている種なの。

ここではこれから「アナウサギ」のことを「ウサギ」と呼ぶことにするわ。


ペットとして飼われているウサギは世界中には約150種類。アメリカのラビットクラブで認定されているのは48種類。(2014年10月時点)

ウサギは植物食で、野生下では、草・木の葉・樹皮・種子・根を食べているのよ。かなり粗食よね。この食生活に合わせた身体をしているの。


▶眼(め)

視野は360度近いパノラマ、立体に見えるのは正面の10°くらい。近視で視力は0.05~0.1くらい。動くモノに敏感だけど、色はあまりわからないわ。


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武田 真優子

武田 真優子

つむぎペットケア 老犬介護スペシャリスト/もふもふ認定動物看護師

ペットホスピスをつくるために地方移住予定/うさぎと暮らすペットヘルパー/認定動物看護師。老齢動物介護/グリーフケア/ペットマッサージ

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