FacebookもYouTubeも注目!「360度VR動画」の可能性とは?

2016.01.25

営業・マーケティング

FacebookもYouTubeも注目!「360度VR動画」の可能性とは?

動画広告・動画マーケティング専門メディア VIDEO SQUARE編集部
Crevo株式会社

Fringe81とSpotwrightの初日の出フライトのニュースなど「360度VR動画」が、注目を浴びています。動画の画角も変わることで、まるで自分がその場にいるかのような、高い没入感を得られる動画のことです。Facebookは、昨年9月にウェブとAndroidアプリで360度ビデオのサポートを既に開始していましたが、すでにiOSでも体験することができるようになっています。

Odysseyの価格は約180万円

Jumpで制作されたVR動画としてはAviciiの「waiting for love」が1400万回を超える再生回数を記録し、話題となっています。

VR動画市場、期待される活用分野は?

再生環境、そして、制作環境が整ってきているVR動画市場。注目されるのは活用分野でしょう。

私は大きく分けて2つの活用分野を予測しています。一つは、ニュースVR動画。もう一つは、広告VR動画です。

ニュースは、臨場感が命。まるで現場に行ったかのような感覚が得られるVR動画は、大きな話題を呼び込むでしょう。ニュースVR動画は、制作コストもそこまでかからないため、制作サイド的にも参入しやすい点からも注目すべきでしょう。

そして、広告分野におけるVR動画活用も今後は期待できるでしょう。遊園地のジェットコースターのバーチャル体験、不動産のバーチャル内覧など、体験を伴うものは、普通の動画を超える没入感をもたらすはずです。

また、上記で紹介したような映画の世界を体験できるようなVR動画は、既に映画製作時に作ったCGモデルなどを再利用できるため、費用対効果の高いプロモーション動画の制作が可能となるでしょう。

サイバーエージェントが10月に発表した調査によれば、日本の動画市場は2020年までに2015年の4倍の2,000億円規模に到達すると、予測されています。

そのうちの過半数はスマホ向け動画と言われており、そのうち数%のシェアをVR動画が取るとしても、数十億円の市場がそこには眠っています。

まだメジャープレイヤーが参入していない360度VR動画にいち早く参入すれば、そこには大きな果実があるのかもしれません。



メディア・プロデューサー

啓司 / Keiji Yanagiuchi

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