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『サイボウズ』はいかに日本一のグループウェアとなったのか?3

INSIGHT NOW 編集部
クイックウィンズ株式会社 INSIGHT NOW!運営事務局/編集部
INSIGHT NOW 編集部/経営戦略
4.1
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2008年1月8日 12:23

ユーザー数250万人、導入企業数2万6000社。2007年9月遂にIBM「Lotus Notes」を抜いて国内グループウェアのシェアナンバーワンの座を勝ち取ったサイボウズ。創業時にはベンチャーキャピタルから「勝負にすらならない」とまともに相手をしてもらうことさえできなかったベンチャーは、わずか10年でIBMマイクロソフトなどのビッグネームを打ち負かすまでに成長した。同社の奇跡的ともいえるサクセスストーリーの真相を青野社長に伺った。


第三回
「とにかく目立つこと」


■メール広告での徹底したこだわり

「何といっても場所取りなんです。初期インターネットのメール広告で決定的に重要なポイントだったのは」

ネットでのダウンロード販売を選んだサイボウズにとって、最適な告知メディアはやはりネットである。ここでも青野氏の自分マーケティングが徹底された。

「要するに自分がターゲットなんだから、松下時代に見ていたサイト、読んでいたメルマガ広告を出せば良いだろうと。単純といえばそうですよね。ただし、その内容はさすがに考えました」

無名ソフトの広告を普通に出していたのでは、目に留めてもらえる可能性は限りなく低い。そこで青野氏は画期的な広告アイデアを次々と考え出す。とにかく目立つためにはどうするか。この一念から導き出された鉄則が、メール広告なら出稿スペースは絶対に一番上のポジションを確保することだ。

「そこにURLもわざと同じものを4つ、上から並べておくんですよ。すると見た目には青い部分、つまりクリックゾーンが広がってクリックしやすくなるじゃないですか。もしかしたら間違ってクリックしてくれるかもしれないし」

ある意味、執念さえ感じさせる話である。しかし、資金的にギリギリの状態での広告出稿ともなれば、たとえメール広告の一本といえども決して無駄にはできない。どうすればより高い効果を得られるのか。徹底的な吟味はもちろん、メッセージそのものにも加えられた。

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シリーズ: FMO第3弾【株式会社サイボウズ】

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