職業で顔は変わる???

2007.04.18

組織・人材

職業で顔は変わる???

唐澤 理恵
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

あの人はいかにも銀行員らしい印象ね・・・。 「銀行員らしい」とは一体どんな印象でしょう? 今の時代、銀行員として「らしい」ことがいいことか、それとも・・・。

私が以前化粧品会社にいた頃のこと。

訪問販売のその会社では、
主婦の方が自分で使っていた化粧品のよさを実感し、
自分が販売者として働き始めます。

そして、販売会社の社長にまでなっていく
成功物語をたくさん見てきました。

そこで衝撃的だったことは、
主婦の時代と社長になったときの顔がまったく変わること。

どんどん自信に溢れた「売れる顔」になっていく。

そして、私自身の顔も大学のときと社会人になってからでは
別人ほど変わりました。

もし、私が営業でなかったら、別の顔になっていたのか。

私たちの顔は34本の表情筋でできています。
日々、表情を作ることは筋肉トレーニングしていることと同じ。

営業で鍛えられた顔、
正確に数字を追う経理の顔、
子どもと優しく接する保母さんの顔、

それぞれ対する人も違えば、仕事の内容も違います。

日々つくられる表情によって顔はどう変わっていくか。

実際にコンピューターグラフィックによって
職業毎の平均顔を最初につくったのが、
東京大学の原島博教授です。

日本顔学会のサイトに掲載されている
銀行員、プロレスラー、政治家の平均顔。

銀行員の平均顔の特徴は、左右対称。
きちんとした正統派の印象です。

プロレスラーの平均顔の特徴は、瞳が中央により気味。
威圧的な印象になります。

政治家の平均顔の特徴は、目の焦点があっていません。
何を考えているかわからないという印象です。

おもしろいことにそれぞれの仕事の性格が表れています。

後天的につくられるのか、
それとも先天的にそういう顔の人が職業についたのか。

ここまでの研究はまだ明確にはされていません。

ただ、先の化粧品販売者の顔が変わっていくという
私の経験則からいえば、
確かにその職業につくことで
なんらかの顔の変化はあるように思えます。

職業に適合するために性格や能力が変化するとするならば、
職業に適合するために顔も変わる。

それによって仕事の成果があがる。

では、敢えて「らしい顔」を最初につくった場合、
早く成果に結びつくのでは・・・。

逆に変化革新を求められる業界の場合、
「らしくない顔」をつくった方がいいのでは・・・。

そんなことを考えていると夜も寝られなくなるのです。

そうそう、

前回お話した沖縄金融特区ファミリービジネスフォーラムに参加された
ファミリービジネスオーナー34名の方の平均顔です。

みなさん、どんな印象をもちましたか?

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

唐澤 理恵

株式会社パーソナルデザイン 代表取締役

「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。

フォロー フォローして唐澤 理恵の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。