■ 私が出会った 上司 列伝 ■

2014.04.25

組織・人材

■ 私が出会った 上司 列伝 ■

戸井 雄一朗
クイックウィンズ株式会社 代表取締役

~ 無名のおっさん達から学んだ人生~ スーパービジネスマンはあなたの職場にいます。

はじめに

4月も残りわずかとなり、 新入社員の方々も約1か月の慣れない社会人生活を過ごし、GWでちょっと一息といった感じでしょうか。
仕事の内容や職場の雰囲気等、とまどうことも多い1か月だったと思いますが、そんな中で良くも悪くも社会人生活に大きく影響を与えるのは、どのような上司につくか、ということがあると思います。

私も40歳を過ぎ今の自分が積み重ねてきたことを冷静に考えられるようにもなりました。 特に新入社員時代は同期の中で目立ちもしなかった私が、 まがりなりにもこうして独り立ちして、お客さんからその価値を認められてFeeを頂いているのは、 かなり早い時期に、社会人としてのベースを培ったからだと考えています。

そのベースとは、Visionaryである村山さんがよく言われている、『働くマインド』というもので、 職種に関わらず、人が職業人として成長していくための土台です。 詳しくは村山さんの記事を見てほしいのですが、 その土台が年を重ねるにつれて、仕事に対する自分のスタンスや振る舞いとなって表れてきます。

最近思うのは、幸運なことに、私はとても優れた土台を、割と早いタイミング築けたのではないか、 ということです。 きちんとした土台=マインドがあるからこそ、ここまでやってこれた、 いや、むしろ、自分にはこれしかないのではないかとすら思います。 自分で言うのでもなんですが、私はどんな新しい仕事でもそれなりに付加価値を出せるような気がしています。 (気がしてるだけかもしれませんが・・・) それは職種に依存しないしっかりとした土台があるからだと思っています。

こうした土台作りに大きく影響したのが、これから何回にわたって紹介する上司達です。 私は新卒で株式会社トーメン(現在は豊田通商に吸収)という商社に入り、5年を過ごしました。 今だからこそ正直に言えますが、当時はやっぱり三菱商事や住友商事に入りたかったです。 しかし、この5年でビジネスマンとしての基礎を叩き込まれ、仕事に対する強いマインドが培われたので、 今では、トーメンという会社に入って本当によかったと思っています。 20代~30代前半の方、特に新入社員の方には小手先のスキルよりも、 しっかりとしたビジネスマンとしての土台を築いて欲しいのですが、 その「土台」がどういうものかを説明するのは、物書きではない私にとっては非常に難しいです。 なにしろ、今頃になって自分がその貴重さに気づくくらいですから。

続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。

Ads by Google

この記事が気に入ったらいいね!しよう
INSIGHT NOW!の最新記事をお届けします

戸井 雄一朗

クイックウィンズ株式会社 代表取締役

フォロー フォローして戸井 雄一朗の新着記事を受け取る

一歩先を行く最新ビジネス記事を受け取る

ログイン

この機能をご利用いただくにはログインが必要です。

ご登録いただいたメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

パスワードをお忘れの方

フェイスブックのアカウントでもログインできます。

INSIGHT NOW!のご利用規約プライバシーポリシーーが適用されます。
INSIGHT NOW!が無断でタイムラインに投稿することはありません。