東大、後期日程に推薦入試導入!その意図は?

2013.03.13

ライフ・ソーシャル

東大、後期日程に推薦入試導入!その意図は?

寺西 隆行
(株)Z会 教室事業部特命職

東大の後期日程で推薦入試が導入されるとのニュースリリース!記事から読み取れることを少し考えてみます。

※本記事は、(株)Z会
http://www.zkai.co.jp/
勤務の筆者の個人的見解です。

本日(3月13日)、東大の後期試験日です。

そんな中、昨日夜のニュースで、東大後期試験についてのリリースが出ました。

東大、推薦入試導入へ=創立以来初、筆記なし-後期日程2次、5年後めど試行
(時事ドットコムへリンクします)

東大の秋入学検討は本気だぞ!でも言及しましたが、このニュースリリースのタイミングは意図的だと感じます。
本日が東大後期試験の日で、世間が「東大後期」に注目し、記事が眼に入りやすい日ですから…

リリースの要点は下記の通りです。

・後期日程で筆記試験の代わりに、推薦形式(調査書や面接など)を導入する。
・実施時期は5年後(2018年!?)が目処。
・「点数至上主義を廃したい」という学長のメッセージ
注)実施予定を「2016年度」としているニュースもあります。
東京大、推薦入試導入へ 2016年度から、2次後期で
(朝日新聞デジタルへリンクします)

早速、Z会のスタッフ、高畠尚弘が、ブログで本記事を読み解きました。

「東大推薦入試」を予想する。
http://www.zkaiblog.com/jr07/47676
本ブログから引用します。

==(以下、引用)==
(記事中の)「学科試験なしの推薦入試」という言葉がひとり歩きしそうなきがしますので、ちょっと冷静に分析してみます。

まず、学科試験なし、ではありません。センター試験の受験が必要になります。
後期試験日程に実施されるということは、定員が変わらなければセンター9割の得点が必要ですから、「学科試験が苦手でも東大に行けるんるん」といった性質のものではないかと。

センター試験でハイレベルな選抜をしたあと、学科試験の要素をなくして個性ある受験生を選抜する、といった意味では、「後期試験の選抜方法変更」という見方が正しいんじゃないかと思います。

そもそも以前の後期試験の文系は小論文で決めていたわけで、あれも推薦入試みたいなもんでないかと。

ただし、定員が100名なのか、文一から理二まで共通枠なのか、といったところで、今の後期試験との違いは注意したほうがよさそうです。

特に定員ですね。
前回の後期試験改革では後期の定員を大きく減らしました。
「学力重視」という意思が見えました。
定員数に東大の意思が見えてくると思います。

あと、調査書を見ることに対して、「調査書の評点なんて学校で基準バラバラじゃん」という声がすでにあるようですが、東大だってそんなことわかってるはず。
評点はきっと見ません。見るのは活動記録ではないか
と思います。
おそらく面接の際に参考資料として見るようなものではないかと。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会 教室事業部特命職

幼児から大学生・若手社会人の教育に携わる(株)Z会にて、教室部門にて様々な開発に奮闘中。前任ではWeb広告宣伝・広報・マーケティングなどを担当。 ※本サイト投稿記事は個人の見解です。

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