新しい職場で「地雷」を踏まないコツ

2012.04.03

組織・人材

新しい職場で「地雷」を踏まないコツ

木田 知廣
シンメトリー・ジャパン株式会社 代表

異動や転職で新しい職場に移ったとき、「地雷」を踏んでしまうことってありますよね? こっちはまったく悪意はない、どころか丁寧にコミュニケーションをとっているつもりでも、相手が突然怒り出してしまう… 後から、「あの人に、ああいう言い方はダメだって…」とアドバイスされても後の祭り。 でも、ひょっとしたら、最低限の「法則」を知っていたら、避けられる「地雷」もあるかもしれません…

●開放的(expressive)
良く言えばネアカでにぎやか、悪く言えばお調子者。いろんなアイデアを出したり職場の雰囲気を盛り上げたり、人気者ではあるのですが、一方で時間にルーズで最後まで仕事をやりきらない、いい加減な人と見えることも。

開放的(expressive)と上手につきあうコツは、「スゴイね」、「さっすがー」と褒めてあげつつ、最後のところは、「じゃあ、この仕事、来週までなら楽勝ですよね!」とさりげなく期限を切ることです。

●分析的(analytical)
良く言えば真面目、悪く言えばカタブツ。論理的に考えながら仕事を進めていく様子は、何とも頼りになるものです。でも、規則に縛られて機転が きかないところがあったり、仕事にやたらと時間がかかったり、「やりにくいな」と感じることもあります。

分析的(analytical)と上手につきあうコツは、物事を順序立てて説明すること。いきなり「あの件、どう?」なんて話を振ると思考停止してしまうこともあるので要注意。

●友好的(amiable)
良く言えばいい人、悪く言えばお人好し。聞き手の気持ちに共感してくれて、すごくいい人、なんだけど…あの感情的なところはなんとかならないかなぁ、と周りから思われることもしばしば。

友好的(amiable)と上手につきあうコツは、仕事を一緒にやってあげること。「これ、頼んだからね」なんて丸投げしたらパニックに陥ってしまうので、「じゃあ、一緒にやりましょう。まずはぁ…」と横に並んで一緒に進めてあげて、慣れてきたら独り立ちさせましょう。

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木田 知廣

シンメトリー・ジャパン株式会社 代表

経営大学院立ち上げという類まれなる経験をした「人材育成のプロ」

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