今日は、Webとは直接は関係ありませんが、仕事の進め方に関する話題を。グーグルのビジネスオペレーション担当副社長のクリステン・ギル氏が書いた文章から、「意義ある会議」にするためのルールを紹介します。
・会議を終える際には、決定したこと、決定せずに別途検討すべきこと(だれがいつまでに検討してその結果をどうするのか)を参加者に共有する。
というものを入れて7つのルールにしたいところです。これも基本的すぎる項目ですが。
◇ ◇ ◇
元記事には同様に仕事のスピードを上げるための方法として「おれが責任をとる」ルールも示しています。
これは、責任は1人の者がもつというものです。さまざまな責任者がいることから意志決定が遅くなることを避けられるようで、たとえばGoogle+では、1人の責任者の下、立ち上げから90日間で100以上の新機能を追加し、4000万ユーザーを獲得したとしています。
また、「OKR(Objectives and Key Results)」という、事業の目標設定とそれがどの程度うまくいっているのかを測る指標についても触れられています。
チームごとにリーダーがOKRを設定し、それを全社のだれでも見られる状態にしておくというのです。大きな目標とその指標を共有することで、縦割りの組織になっていくことを防ぐということです。
◇ ◇ ◇
会議の進め方、少し変えるだけでWeb担当者としての仕事が良くなるのではないでしょうか。
・(元記事)Start-Up Speed(Think Quarterly by Google)
http://www.thinkwithgoogle.com/quarterly/speed/start-up-speed-kristen-gil.html
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
元記事:グーグル流「会議を意味あるものにする5つのルール」
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2009.02.10
2015.01.26
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。