INSIGHT NOW!
オープンナレッジを加速する
ユーザ参加型ビジネスメディア
勉強会でつながるビジネスコミュニティ

ロッテの「幼児向けガム」の発売に隠された意図とは?

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
5.0
823
2010年7月12日 16:03

 圧倒的なシェアを確保している業界のリーダー企業は、その権勢を保つためには何をしなければならないのか。例えば多くの人のポケットやカバンに1つぐらい忍び込んでいる「ガム」を例に考えてみよう。

 <ロッテ、子ども向けボールガム「キシリトールガム ハローキッズ〈グレープソーダ〉〈サワーストロベリー〉」を発売>(7月9日マイライフ手帳ニュース)
 http://www.mylifenote.net/002/lott_14.html

 ロッテは今度は「ガムがかめるか噛めないか」の幼児を狙った新商品を発売した。
 <「すくすく育て!かむ力」「乳歯から大切に」をコンセプトに、キシリトールを50%以上配合(甘味料中)したという。ガムを中空構造にし、噛む力がまだ弱い小さな子どもでも安心して噛んでもらえるようなボールタイプのチューインガムとなっている>という。
 いくら何でもちょっとターゲットが小さすぎないか?と思うかもしれないが、これには重要なワケがあるのだ。

 筆者は大学の講義中に受講生に挙手させてみた。「ガムを良く購入する」は全体の2割弱。「どちらともいえない」が4割、「ほとんど購入しない」が4割強という結果だった。理由を聞くと学生は「あごが疲れるから」と答えた。
 口臭予防、虫歯予防、体臭予防など、様々な機能性を高めたガムであるが、根源的な「噛む」という行為が忌避されるようになって、購入者はどんどん高齢化する。しかし、一定以上の年齢になると歯の治療跡や義歯の使用によってガムの使用がストップするという。

Ads by Google

このビジョナリーが主催する勉強会

【『Think!』提携勉強会】<募集型>好評バージョンアップ!もう外注の必要なし!“自社でできる“業務に直結した実践型マーケティング教育法を3日で学ぶ、社内講師養成&内製化勉強会(夜講座)

営業担当者の提案能力向上のための教育を内製化するノウハウを、マーケティング実務とナレッジマネジメント、社員教育を専門としたビジョナリーが提供。

7月に開催し好評を頂いた全2日で行った同コンテンツを、日中…
[担当ビジョナリー]
金森 努
 

このビジョナリーが主催・参加するコミュニティ


ユーザ登録

無料のユーザ登録でWeb2.0時代のビジネスメディアを使いこなそう!

読者ユーザ登録
ビジョナリー会員登録
パスワードをお忘れの方

携帯でもINSIGHT NOW!