金属製パイプ継ぎ手の薄さに挑戦 - 野田金型

2010.07.01

経営・マネジメント

金属製パイプ継ぎ手の薄さに挑戦 - 野田金型

中ノ森 清訓
株式会社 戦略調達 代表取締役社長

部品レベルで薄さを追求することは、製品の軽量化につながります。 軽量化は製品の運搬時や利用時の運転エネルギーの低減につながります。 今回は、金属加工の分野で、厚さを従来の半分ほどに成功した野田金型の技術をご紹介します。

金型製造、NC・MC加工の野田金型は、厚さを従来の半分ほどの0.8mmの金属製の屈曲型パイプ継ぎ手(エルボ)を開発しました。

エルボは従来は溶接や板金で作られ、1.5mmの薄さにするのが限界でしたが、同社では、金属の塊から削り出して作る方法を新たに開発して、0.8mmの薄さを実現しました。削り出しによる方法では、製品の厚みや寸法を設計通りにしやすく、強度も高くなります。(出所:2010年6月23日 14面)

同社のエルボは厚さが半分になることで、重量も半分になります。他の事例でも何回かご紹介していますが、軽量化は製品の運搬時や利用時の運転エネルギーの低減につながります。削る部分を減らしていけば、敬資源にもつながっていきます。

同社社長のブログによると、アメリカからも問い合わせが来ているそうです。強度と軽量化が要求されるジェットエンジンのメーカーがあるアメリカでもここまでの薄さでできる部品メーカ、加工会社が見当たらないといったところでしょうか。

これまでも展示会に出展して注目を集めていた技術のようです。

同社は従業員14名の企業ですが、こうした中小企業の細かな技術、イノベーションの積み重ねが、多くの企業の環境経営を支えていくものと考えます。

中ノ森 清訓/株式会社 戦略調達 代表取締役社長

調達・購買業務に関わる代行・アウトソーシング、システム導入、コンサルティングを通じて、お客様の「最善の調達・購買」を実現することにより、調達・購買コスト、物流費用、経費削減を支援する傍ら、調達・購買活動から環境経営に貢献する方法は数多くあると、環境負荷を低減する商品・サービスの開発やそれを支える優良なサプライヤの紹介など環境調達に関する情報発信活動を行っている。
コーポレートサイト: http://www.samuraisourcing.com/

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株式会社 戦略調達 代表取締役社長

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