リーダーシップに関する問題意識

2010.05.19

組織・人材

リーダーシップに関する問題意識

今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長

ある長期の勉強会向けの「志願書」を書くために、リーダーシップについて考える機会がありました。

ズバリ一言で「当事者意識」であり、言い方を変えると「組織への貢献意識」であると考えます。
所属しているチームを自分のものと思い、当事者意識と貢献意識をどこまで強固に持てるかどうかが最も重要なことではないでしょうか。多くの組織が中間のリーダーに当事者意識と貢献意識が低いために、リーダーとして機能していないという問題が起こっているように思います。

それは本人の問題もありますが、トップが彼ら(彼女ら)に火をつけられていないという問題だろうと思っています。

組織全体が「成果」「価値を生む」ことに意識を集中しており、それぞれの役割認識を強固に持てている状態にするために、リーダーがやるべきことはなにか?をリーダー自身が常に考え続けている組織にしなくてはなりません。上位のものは下位のものに考えることを要望し続けなくてはならないのです。

しかし、実態は目の前の仕事に忙殺されており、考えることを止めてしまっている人が多く、上下左右のコミュニケーションも、サボりがちであることが多いように思います。

当事者意識と組織への貢献意識の低いリーダーをどう鍛えていくのか?
あるいは、限界を知ってリーダーの交代を促していくのか?
トップにとっても非常に重要かつ難しい問題です。

というような内容で書いたのですが、何しろ、800字程度という文字数の縛りがあるようで、これでは大幅オーバーですので、必死に短縮して提出した次第です。

リーダーシップについて考えるいい機会になりました。今後も考え続けたいと思います。

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今野 誠一

今野 誠一

株式会社マングローブ 代表取締役社長

組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。

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