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自分ができていないことを部下に教えてはいけないのか?

小倉 広
株式会社フェイスホールディングス 代表取締役社長
小倉 広/人事/組織
5.0
884
2010年2月5日 19:33

「言行一致」
リーダーに強く求められる資質の一つだが、実践することは難しい。
かといってそれができるようになるまで、同じことができないメンバーに対して何も言わなくてよいものか?

さて皆さんはこのような問いにどんな回答をするだろうか?
私ならこう回答するだろう。

痛みを伴って部下に率直に指摘する」

リーダーとは、つくづくしんどい役割であると思う。

他人を通じてことをなす。これがリーダーの役割だ。

誉めても叱っても、おだててもすかしても思う通りに動かないメンバー。
彼らを何とかして動かしながら目標達成するのだ。

これがしんどくないはずがない。

しかし、皆さんはわかっているだろう。その先には、苦しさを上回る喜びがあ
ることを。メンバーと共に目標達成し、その行動を通じてメンバーを人間と
して成長させていく。この喜びは何物にも代えがたい。だから続けられるのだ。

リーダーのしんどさの一つに、「模範を示す」ことがある。

リーダーがメンバーに指示することがらは、自分自身もできていなければなら
ない。メンバーに対して「遅刻をするなよ」と言いながら、自分が遅刻してい
るリーダーでは、模範を示していることにはならないのだ。

つまりは「言行一致」が求められる。これが辛い。

「文質彬彬」(ぶんしつひんぴん)という言葉をがある。
外ヅラと内面がバランス良くおりあっている様を言う。

つまりは、外ヅラだけ良く立派なことを言っていても、内面が伴わなければダ
メである、という意味だ。

リーダーに求められる「言行一致」や「模範を示す」にも通ずる大切なテーマ
である。

そのことを話した時、ある方から質問をいただいた。
核心をついた重要な質問であったために、
今回はその回答を皆さんと共有してみたいと思う。


質問の内容を大雑把にまとめると以下になる。


「私はまだまだ未熟なリーダーであり、外ヅラばかりが良く内面が伴っていな
 い。そのため日々精進努力している毎日だ」

「しかし、未熟ではあるがリーダーとしてメンバーへ対して言うべきことは言

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