今シーズンで退任された東北楽天ゴールデンイーグルス
野村克也元監督の言葉を紹介したい。
あまたあるノムさん語録の中でも白眉たるのは
「無視、賞賛、非難」という言葉だろう。
約一年前「カンブリア宮殿」に野村元監督がゲスト出演された際、
彼の最高傑作と言われる古田敦也氏がこう語っていた。
「僕は野村監督に一度たりとも誉められたことがないんですよ」
そして楽天の中心投手、マー君こと田中将大選手を例にとってこう語っていた。
「デビュー仕立ての頃、野村元監督はマー君をベタ褒めに賞賛していましたよね。
でも、最近は厳しいことを言うようになった。彼もようやく監督に認められたのでしょうね」と。
野村元監督によれば「三流は無視。そもそも話をする気にもなれない。
誉めて賞賛するのは二流まで。一流は徹底的に非難する」というのだ。
なるほどな。相手の成熟度に応じて接し方を変えていく。
これはリーダーシップ論の古典ハーシー&ブランチャードの
「状況適応論:Situational Leadership Theory(※)」そのものだな、
と私は妙に納得したのものだった。
二流や三流は器量が小さい。それに成功体験も少ない。
そんな彼らに叱ったり「非難」をしても彼らはそれを受け容れない。
小さな小さな「自分」を守るために「自己正当化」して
すべてを他人のせいにするだけなのだ。
「だって誰も教えてくれないんだもん」
「時間が無いからしょうがないじゃないか」など。
そんな二流の彼らは「非難」せず、「賞賛」しながら伸ばすほうがうまくいく。
なぜならば「非難」へ対して、言い訳をせず、自らの成長の糧とできる人は
ごくわずかしかいないから。
ノムさん語録「無視・賞賛・非難」
小倉 広
株式会社フェイスホールディングス 代表取締役社長
株式会社フェイスホールディングス 代表取締役社長
小倉 広/人事/組織
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督、野村克也氏。
数ある監督の「名語録」の中で今回ご紹介したい言葉は
「無視、賞賛、非難」
上司と部下の関係において
この考え方は是非参考にしていただきたい。
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