実践的!「ダイエットのヒント~その3~」

2009.10.19

ライフ・ソーシャル

実践的!「ダイエットのヒント~その3~」

野口 克彦

「スポーツの秋」ということで運動を始めてダイエットしているにも関わらず、「食欲の秋」ということで食べ物が美味しすぎて太ってしまった・・・なんて方々に(!?)、実践的なダイエットのヒントをご紹介する第3弾!

好評を頂いております(?)「ダイエットのヒント」ですが、多少は読者の皆様の参考になっていますでしょうか!?
ということで、今回も引き続き「ダイエットのヒント」をご紹介させて頂きます!

ダイエットのヒントその5:除脂肪体重の維持にはレジスタンス(筋力)トレーニング
筋肉量を維持する、すなわち除脂肪体重を維持するためには、レジスタンス(筋力)トレーニングが必要となります。

しかし、ただ単に筋力トレーニングを行なえば、除脂肪体重を維持したり筋肉を発達させることが出来る訳ではありません。筋力トレーニングの効果を最大限に上げるためには、「超回復」という身体の反応を利用することが重要となります。

筋力トレーニングによって筋線維が破壊され体力が一時的に低下した状態から元の(体力)レベルに戻ることを「回復」と呼びますが、この回復からさらに元の(体力)レベル以上になろうとする身体の反応(「超回復」)により筋肉が発達するのです。

従って、超回復を引き起こすことが効果的な筋力トレーニングであるということになる訳ですが、超回復は無条件に起こる訳ではありません。

筋力トレーニングによって筋肉に刺激を与え、それに見合うだけの栄養と休養が与えられ初めて超回復に結びつくのです。

十分な回復およびその後生じる超回復に達していない状態で次の筋力トレーニングを行なってしまうと、必要以上に身体に負荷がかかってしまうことになり、超回復がみられないばかりか筋肉の機能は低下してしまうことに。
逆に、必要以上にトレーニング間隔を空けてしまってはトレーニング不足状態に陥ってしまうことになり、筋肉は発達しません。

つまり、超回復を引き起こすためには、トレーニング強度とトレーニング時間に見合うだけの休養が必要になる訳です。

個人差があり、また筋肉によっても異なりますが、一般的にレジスタンストレーニングによって生じる超回復は約48時間後であるといわれていますので、除脂肪体重を維持し効果的なダイエットを行なうためには、一般的に1日おきに筋力トレーニングを実施することが望ましいといえるでしょう。

ダイエットのヒントその6:筋力トレーニングは食後就寝前に
除脂肪体重を維持する、すなわち筋肉量を維持するためには筋力トレーニングを行ない、体内でのタンパク質合成を活性化させる成長ホルモンの分泌を促進させる必要があります。

夕食後に筋力トレーニングを行なうと夕食で摂取したタンパク質が消化・吸収され、血中にアミノ酸が増加している状態で成長ホルモンの分泌を促進することが可能となり、より効果的なタンパク質合成(筋肉づくり)が可能となります。

さらにその後(筋力トレーニング後)、睡眠による成長ホルモンの分泌増大が引き起こるので、長時間にわたって成長ホルモンの血中濃度を高く維持することが可能に。

これらのことから、ダイエットを目的に行なう筋力トレーニングは夕食後(就寝前)に実施することが望ましいといえるでしょう。

さらに続きます・・・

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