ビジネスパーソンに盆踊りのお薦め

2009.08.18

ライフ・ソーシャル

ビジネスパーソンに盆踊りのお薦め

増沢 隆太
株式会社RMロンドンパートナーズ  東北大学特任教授/人事コンサルタント

健康維持に運動は欠かせません。しかしなかなか長続きしないのも現実。 根気と根性の無さでは日本一の自信を持つ私が10年続けてる運動があります。それは「盆踊り」

ビジネスに直接は関係ない話です。(「それって、いつもだろ」って、何ーっ!一人ノリ突っ込)
皆さん、運動してますか?
私は以前は自転車通勤だったため、毎日片道30分は一応運動をしていたのですが、今毎日大学に通うためにあっさり電車通勤に戻ってしまいました。しかも不規則な仕事とそれ以上に薄弱な意思ゆえスポーツクラブ等にも通えず、自宅での運動もままならないダメ人間です。

しかし夏場は違います。なぜなら盆踊りがあるからです。
もうかれこれ10年ほどになりますが、夏中私はよその町内会の盆踊りから、首都圏中から人が集まってくる盆踊り大会まで、7月から9月いっぱいまでは毎週2回以上盆踊っているからです。

盆踊りって、炭坑節や東京音頭しか知らないのが普通です。しかし実際に行ってみるとものすごくバラエティ豊富です。
基本的には日本舞踊をベースにした踊りですから、決して簡単ではありません。特に高度な踊りは2回や3回踊ったくらいではチンプンカンプンで、オロオロとさまよってる、正に死霊の盆踊り状態です。

ところが、その難しい踊りをマスター(ってか、単に最後まで踊れた時)、得も言われぬ快感が待っているのです。少なくとも私は初期に全然チンプンだった花笠音頭が踊れた時にこの至高体験をしました。
今は町の小さな踊りで花笠音頭踊っていると、お婆さんから「おにいちゃん、山形の人?」と言われるほどに熟達しました。
もちろん「東京の墨田区で生まれた江戸っ子3代目です!」と元気に言ってばあさんの話の腰は折りますが。

ぜひ一度、行ってみて下さい。
私の過去10年くらいの感触では、ここ最近、私のようなド素人が踊りの輪に加わることが増えてきました。私はこれだけの踊りバカですが、浴衣は持っていません。仕事帰りならYシャツ姿。休日ならTシャツと短パンで、つまりごくごくフツーの恰好で踊っているのです。やぐらの上にでも上がらない限り、ハードルは決して高くありません。(やぐらに上がるのは踊りの先生や町会の方等、ちゃんと浴衣着た方です)

踊りの輪に、最初は入りにくいかも知れませんが、「(ちょいと)失礼します」とお辞儀して入ってしまえばもう、関係ありません。
私のように都内中の踊りを探して行っている者からすれば、全然見ず知らずの場所でもスッと入れます。
もちろん真剣に踊るからです。
また踊りのムーヴがわからない場合、浴衣で上手に踊る人の後ろに立てば、その人のマネするだけで、かなりのレベルになれます。最初はマネから始めよ、ビジネスの鉄則ですね。

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増沢 隆太

株式会社RMロンドンパートナーズ  東北大学特任教授/人事コンサルタント

芸能人から政治家まで、話題の謝罪会見のたびにテレビや新聞で、謝罪の専門家と呼ばれコメントしていますが、実はコミュニケーション専門家であり、人と組織の課題に取組むコンサルタントで大学教授です。 謝罪に限らず、企業や団体組織のあらゆる危機管理や危機対応コミュニケーションについて語っていきます。特に最近はハラスメント研修や講演で、民間企業だけでなく巨大官公庁などまで、幅広く呼ばれています。 大学や企業でコミュニケーション、キャリアに関する講演や個人カウンセリングも行っています。

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