起業ネタ「スキ軸」「デキル軸」

2009.06.05

経営・マネジメント

起業ネタ「スキ軸」「デキル軸」

入野 康隆

シリーズ【事業計画書の書き方】 「事業立ち上げの経緯」について解説。

こんにちは、経営コンサルタントの入野です。

本日の事業計画書の書き方は
「事業立ち上げの経緯」について解説します。

【事業計画書での位置づけ】

    1. エグゼクティブサマリー
    ★★ 2. 事業立ち上げの経緯
    3. マネジメントチーム
    4. 会社概要
    5. 経営理念・事業理念
    6. 商品・サービスの概要
    7. 儲けの仕組み
    8. 市場および競合の分析
    9. マーケティングと販売戦略
    10. オペレーション計画
    11. 人事戦略
    12. 立ち上げ戦術
    13. 成長戦略
    14. 出口戦略
    15. 財務計画: 売上予測、コスト計画、資金繰り予測、資本政策
    16. リスク管理
    17. プロジェクト管理

・ 事業アイディアを思いついた経緯
・ なぜその事業をしようと思ったのか
など
について説明するセクションです。

「マネジメントチーム」のセクションに、
経営陣のパーソナルストーリーとして統合しても可です。

初級者によくある間違い
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「いつか」 「五日」 「Never」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

セミナーやビジネススクール、起業サイトには
起業したいという方が多くいらっしゃるのですが、
「いつ起業しますか?」と問うと、
「いつか」と答える方が多いのです。

法人登記は5営業日でできるのですが、
「いつか」は「五日」よりも「Never」に近く、
実際には起業しないケースが多いのです。

実際に起業する人は
「30歳の誕生日の5月17日」や「設立資本金777万円貯まったら」と
大して合理的な根拠はなくても
日付やトリガーを決めています。

起業は人生を狂わすリスクが高いので、
全ての方が起業に踏み切る社会は不健全だと思います。

しかし、セミナーやスクールで熱心に勉強するにもかかわらず、
なかなか起業への一歩を踏み出せない方が多いのは
合理性を超えたキッカケや工夫が必要なのかもしれません。

中級者でもよくある間違い
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