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こうして生まれたヒット商品!~チロルチョコの成功~

笠井 清志
船井総合研究所 シニアコンサルタント
5.0
4,230
2009年5月25日 13:58

今回は、コンビニなどでついつい手を伸ばしてしまう「チロルチョコ」のヒットの要因をチロルチョコ(株)代表取締役社長 松尾利彦氏に伺っております。
このチロルチョコはどのように誕生したのだろうか。なぜ、誕生してから、これまで人気を誇っているのだろうか? チロルチョコの誕生経緯及び人気の秘密にせまる!

その同時期に2代目社長の松尾喜宣氏が体調を崩し、急遽、社長就任したのが、現3代目社長である松尾利彦氏である。

就任当時、松尾利彦氏が、この販路縮小及び子どもの減少にともなう商品の脱皮から考えた施策が「3拡運動」である。その施策は、「販路」、「ターゲット」、「エリア」の拡大である。そこで、駄菓子屋に変わる新たな販路としてコンビニエンスストアに目を向けた。

そこで、興味を示したのが、セブンイレブンである。当時のセブンイレブンの担当バイヤーの企画で北海道でのテスト販売が実現し、そこで好調な結果を得る。それをきっかけにして全国展開へとつながり、購買層も拡大していった。

セブンイレブンでは、1日に400個も売れる店が現れるなど、人気を呼び、チロルチョコの名は全国的に知られていくようになる。こうして、コンビニと言う有力なチャネルを得た結果、チロルチョコは売上を飛躍的に伸ばしていった。

その後、2003年に「きなこもち」が爆発的に売れた。これは、「バラエティパック」の一つであった「きなこもち」を、やはりセブンイレブンのバイヤーが注目したことから、単品で売り出すことになり、大ヒットした。このヒットした要因としては、コンビニエンスストアは、客単価下落が問題視されておりその方策とチロルチョコの単価がマッチしたと考えられる。菓子業界では10億円売れれば大ヒットとされる中、年間17億円もの売上を「きなこもち」は上げていた。




■ 人気を保ち続ける秘訣は

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