高校1年生のメディア接触

2009.05.16

ライフ・ソーシャル

高校1年生のメディア接触

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

宣伝会議最新号(2009.5.15)に、 高校1年生(16歳)のメディア接触状況の記事が 掲載されていました。

あくまで、1人の女子高生の1日を
追ったものにすぎませんが・・・

で、ある1日の主要メディアの接触時間は以下の通り。

・テレビ:54分
・ラジオ:0分
・新聞:2分
・雑誌:0分
・PC:2時間30分
・ケータイ:1時間30分

これを見て、「オオっ」と思いました。

我が家の高1の娘も、
ほぼ同じような状況だったからです。

もちろん、べったりと娘の行動を
追っているわけではありませんが・・・

イマドキのティーンズの主要メディアは、
ケータイとPC。もはやテレビではないのです。

わが娘の場合、
ケータイはメール主体での利用のようです。

一方、PCでは、
フリーメールでのやり取りに加えて、
ゲームやニコニコ動画等を楽しんでいます。

また、アマチュアが初音ミクで作曲した
音源をダウンロードしてiTunesに取り込み、
iPodで聞いていますね。

彼女のケータイの利用は主に外出時。

自宅では、家族共有のPCながら、
けっこう長時間利用しています。

同じ目的(調べものとか、動画試聴とか)なら、
画面も大きくて使いやすいPCを使っている。

目的・用途に応じてケータイとPCを
うまく使い分けていることがうかがえます。

テレビについては、
お笑い番組を主に観ているようですが、
私たちの頃のように、だらだらと
何時間も見るということはしませんね。

アルバイトで忙しいこともあり、
HDDプレーヤーでタイマー録画して、
本当に見たいものだけを厳選しています。

さてさて、こうしたケータイ/PCネイティブ世代が
大人になった時、メディアの価値とか存在感は
現在よりもさらに大きく変化しているのでしょうね!

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松尾 順

有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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