研修の部屋の形式

2009.04.30

組織・人材

研修の部屋の形式

内田 正志

ちょっとマニアックですが、研修の部屋の形式について分類してみました。

私は、研修運営上の効率性・一体感の生み出しやすさ・演習行いやすさという観点で、以下4つに分類できると考えています。

 

【教室型】

(メリット)
・多くの人数を収容できる(基本的には制限なし)
・セッティングが容易(不要)

(デメリット)
・ほとんどの参加者・インストラクターが正対せず顔を合わせないため、一体感を生み出しにくい
・個人演習以外の演習が行いづらい
・インストラクターや他の参加者に質問がしづらい

【島型】

(メリット)
・全参加者がインストラクターと向き合うため、一体感を生み出しやすい
・小グループでの演習・ディスカッションが行いやすい
・チームメンバー同士で不明点などを補いやすい

(デメリット)
・収容可能人数が少ない(最大4島合計24名)
・全体でのディスカッションが行いづらい

【会議型】
(メリット)
・全参加者同士が顔を合わせるため、一体感を生み出しやすい
・中央のスペースを使用することで、注目を集めやすい
・全体でのディスカッションが行いやすい

(デメリット)
・収容可能人数が少ない(最大20名程度)
・小グループでの演習が行いづらい(動きづらい)

【ゲーム型】
(メリット)
・全参加者同士がお互いを見ることで、心理的な距離が縮まるので、一体感を生み出しやすい
・中央のスペースを使用することで、注目を集めやすい
・体を使う演習が行いやすい(ビジネスマナーなど)

(デメリット)
・収容可能人数が少ない(最大15名程度)
・メモがとりづらい
・お互いの様子が気になるので、集中が途切れやすい

丸1日以上費やす長い研修かつレクチャーの割合が多い場合は、途中で部屋の形式を変えることで、参加者の気分転換を図るのも効果的だと思います。

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