会議の参加者をどう決めるか <すごい会議 手順その4・5・6>

2009.04.07

経営・マネジメント

会議の参加者をどう決めるか <すごい会議 手順その4・5・6>

大橋 禅太郎

多くの会議では「あなたは参加しなくてもいいでしょう」という人が、なぜか会議に参加したがっている。しかしそれではうまくいきません。 成功をもたらす「ドリームチームを創る」手順について説明します。

すごい会議 手順その6

「すごい会議」の手順どおりにやると、どうなるか試してみる


これは、「抵抗感のあるやり方、考え方」に出会ったとき、
 ・ とりあえず期間を決めて (一回とか1日とか1週間とか)
 ・ 受け止めてみる (受け入れなくてもかまわない) ということ。
「『すごい会議』の手順」に限らず、他のテクニックや考え方でも同じことが言える。

実は多くの場合、
「自分の現在の考え方が一番うまくいく」という考えが、一番問題解決の邪魔をしている

「そうかもしれないし、そうでないかもしれない。じゃあ1週間やってみよう」という考え方の経営者と、
そうでない経営者とでは、数年で雲泥という言葉がぴったりなぐらい差が出る!

人は、すでに持っている自分なりの答えを、その通りに証明しようとするもの。
「売上を2倍に上げる」とボスが言ったら、あなたは「無理だ」と結論に飛び込むかもしれない。
けれど、結論に飛び込むその考え方は、ひとまず横に置き
目標を決め、障害を明確にし、それを解決する人と会議をスタートさせることが大切だ!

会議は、「意思決定する場」「約束を尊重する場」「問題を解決する場」。
20人もいたら、非効率極まりなく、会議は思うように進行できない。
経営が上手な人は、必要な人以外は会議室に呼ばない!

あの時「難しい」と言っていた事業部長は、
もちろん、ゴールデンメンバーを選んで会議を行なった。
それによって新たな問題と、それを解決する苦労が生まれたのも事実。
けれどそれから6ヶ月後、僕は事業部長から
「ビジネスの楽しさを思い出しました」というメールをいただいたのでした。

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コメントの交換が主だった会議から、提案の出る会議へ。
約束が守られない会議から、約束が尊重される会議へ。
一部の人しか意見を言わなかった会議が、皆から活発に意見の出る会議へ。
会議をやらなかったら起きなかっただろう成果が出る会議へ。
会議が終わったあと、エネルギーが上がっている会議へ。

そんな会議を実現するために、
まずは手順その4,5,6を実行してみよう!

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