Vintageをめざせ!

2009.02.23

経営・マネジメント

Vintageをめざせ!

山口 智朗

Vintage(ヴィンテージ)というと何を思い浮かべますか? ワイン ジーンズ 時計 レザー 家具 ギター バイク チケット バック スニーカー この記事を書く前の私のイメージです。

ソロモン流という番組でTRUCKという家具屋さんが取り上げられて
いました。

ソロモン流
http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/

大阪の家具屋さんです。

http://www.truck-furniture.co.jp/

途中に山崎まさよしがユーザーとして出てきたりして何かかっこ
よい感じです。

TRUCKの家具はヴィンテージギターやヴィンテージデニムが似合うとか
ナレーションが流れてました(微妙に違うかもしれません)。

ヴィンテージという言葉
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィンテージ

語源はワインの工程を指すようです。
それから派生して、名品・一級品を示すようになったようです。
10年以上のものに使うとのこと。

ソロモン流を見ていて思ったんですがこのヴィンテージという
言葉、見えるものじゃないとだめなのか、と考えました。

ビジネスの仕組みとしての名品、一級品。
ISO9001やISO14001ユーザーも10年選手がどんどん増えています。

余談ですが私もISOと付き合って10年。会社を創業して10年目です。

では仕組みがヴィンテージと呼べる状態とはどんな状態でしょうか?

私見ですが、10年以上の付き合いであることを前提に仮説立てしました。それは

「使えば使うほど味が出る」

状態ではないでしょうか。
味が出ているイメージとしては

・より使いやすくなっている
・その人(会社、組織)らしさ(エージングされている)が反映
 されている
・愛着がわく
・付き合っていくにあたって大事にメンテナンスをしている
・長く触れていたい
・それが好き
・自慢したい
・大事にしてくれる人に引き継ぎたい
・大事にしながらも日常的に使いたい

もう少し組織の仕組み方向で考えるとどうなるでしょうか?

・ユーザーインタフェースが良い
・社内の風土に溶け込んでいる
・ISOの仕組みに組織の独自色が反映されている
・文書類にISO用語が少ない
・定期的に社内でISO関連に触れる機会が設けられている
・仕組みの変更に伴い文書類がタイムラグ少なく更新されている
・何世代かのISO担当者に引き継がれている

最後はやっぱり

・仕組みにより結果(パフォーマンス)が出ている

ことでしょう。

ISOを毛嫌いする人も多いかと思いますが、仕組みですので
使いようです。

ISOが悪いのではなく使い方が間違っている可能性が高いです。

名品、一級品を大事にするようにISOの仕組みとの付き合い方を
変えて、目指すパフォーマンスを勝ち取ってください。

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