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「あなたとは違う」と言っちゃった首相の言葉に、喝っ!

中村 修治
有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
中村 修治/Life & Style
4.4
1,655
2008年9月6日 09:43

「自分を客観的に見ることができる」
「あなたとは違う」
福田首相の辞任会見の言葉が、2ちゃんねる等で話題になっている。若者達が、その言葉にひっかかってしまう心情は、意外と正しい気がする。なぜか・・・。

四半期(たった3ヶ月)の業績でもって、
その手腕をあーだこーだ言われても・・・。
個人株主は、短期でしかその企業を見ない。長い目で、成長を待たない。

3ヶ月先の未来しか語らない企業や株主って、どうだろう。
3ヶ月先の未来しか見えない国って、どうなんだろう。

合理的に、ドライに、企業を短期的評価で見るのもいい。
それも、ひとつの基準ではあるから・・・。
資本主義経済とは、そういう構造のものだから。

しかし、
最近の経済学では、
消費者や企業の行動を決めるもっとも重要な要因は心理だと言われ出した。
人々が単純な「合理性」にもとづいて行動しないことが明らかになった以上、
短期で最大の効果を出すという、
単純で合理的な基準を捨てる理論を確立する必要があると思う。
メカニカルな最適行動を想定するマクロ経済学では、
現在のようなグローバルな危機を説明できない。
いくら公共投資や、税制対策を続けても、根本的な解決はできない。
結局、先送りだ。


いつ辞めてもいいと考えているリーダーのいる国では、
国民の未来へのモチベーションは沸き上がってこない。
いつ辞めさせらかわからない社長のいる企業では、
社員の忠誠心もロイヤリティも、育たない。


Human=人間の、語源は、
ラテン語のHumusであると、どこかで読んだことがある。
ラテン語Humusの意味は、腐葉土。

意のままにならないものを受け入れて、それでも待って待って・・・・
未来の訪れのために構える、備える、主体性がある。
自分を越えたものにつきしたがう精神に根付いた主体ある言葉が、
ヒューマンの語源だ。
腹を決めるということは、人事を尽くして天命を待つことだ。
腐葉土になる覚悟のことだ。

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