わかりやすい「失敗事例」として皆さんの参考に
してもらうため、ここで取り上げてみたいと思います。
さて、何がいったい問題なのでしょうか。
それは、
「上映時間が確認しにくい(できない)」
という点です。
なぜ、こうなっちゃったのか。
その理由は次のようなものではないかと考えられます。
・映画館での映画視聴に関わる消費者行動シナリオを
想定していない
・そのため、映画館サイトに消費者が訪問する目的と、
その優先順位(重要度)を理解できていない
まず、消費者行動シナリオですが、個人差はあるとはいえ、
おおよそ次のような流れになるでしょう。
1.マスメディアや口コミを通じて新作映画のことを知る
↓
2.興味を持ったので当該映画の公式サイトにアクセスして、
詳細情報を得る
↓
3.観たいと思ったので、上映している映画館を調べる
↓
4.当該映画を観に行きたい映画館のサイトにアクセスして、
上映時間と、行ける日時を確認する。
↓
5.ネットでチケットを購入したり、街中のチケット屋で
安い前売鑑賞券を購入、あるいは当日購入する
↓
6.当該映画を観る
↓
7.映画についての感想をブログに書いたり家族や知人に話す。
このシナリオに基づけば、
「映画館のサイト」に訪問する最大の目的は、
「上映時間を調べる」
ことです。
したがって、
サイト訪問者が、上映時間のページにすぐにたどり着ける
サイト設計が必須だと思われます。
ところが、新宿ピカデリーのサイトでは、
メインメニューにありませんし、作品一覧からも行けません。
上映時間のページは、画面左上部の
「チケット購入ボタン」
からしか行けないのです。
Webユーザビリティ失敗事例・・・新宿ピカデリー
松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
松尾 順/営業/マーケティング
今年(08年)7月19日にオープンしたばかりの映画館
(シアターコンプレックス)、
「新宿ピカデリー」
に行かれた方います?
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